くる食キッチンカーズらしさ

みんな美味しい。みんな手づくり。みんな心を込めて料理をつくっている

アイドゥ「くる食」キッチンカーズの特徴は、普段の営業の中でいつものお客さんたちに喜ばれている料理がそのままやって来る。ということです。

いろいろなタイプのキッチンカーがいます。

早く捌いてたくさん売るのが得意なキッチンカー。
要望に応え、たくさんの品目をこなすキッチンカー。

そんな中「アイドゥくる食キッチンカーズ」は、小さいけれど手作り作りたてを大切に、美味しいと言ってもらえるのが大好きなキッチンカーズのコミュニティです。

ぼくらは、対応力や効率を重視したいわゆる「イベンター」
ではありません。
冷凍食品を温めて早く捌く出店であれば、ぼくらである必要はないんじゃないかと考えています。

お弁当でもない。宅配でもない。
その場で作った「手作り」「作りたて」の料理を 「手渡し」したい。

料理だけでなく、人だけでなく、いつものお店がお店ごと、そのまま行ける。
それがぼくら「くる食キッチンカーズ」の大きな特徴です。

キッチンカーズの機動力は喜んでもらえる人たちの元へ。。。

人が多くて売れる場所・稼げる場所へ行けること「だけ」がぼくらの可能性ではありません。

価値観を同じくした仲間たちのコミュニティーなので、現場に調和感があると思います。

とくに決まり事をつくっているわけではありませんが、たぶん、自分のお店のことだけ考えるキッチンカーズはいません。

みんな仲間の料理が大好きです。

自分たちが食べたい料理、食べて美味しい料理を、くる食する先の人たちにも食べてほしいです。

キッチンカー・フードトラック・移動販売、というと、「人が多い(たくさん売れそうな)ところに行って、フリーのお客さんを拾う商売」みたいなイメージがあるかもしれませんが、、、そういうキッチンカーも多いことは確かですが、、、ぼくらが考えるキッチンカーズの可能性はそういうのとはちょっと違います。

 

ランチ難民が溢れていなくても、社食や学食がつくれなくて、豊かなお昼ご飯が食べられない小さな現場に「くる食」して、よろこばれているくる食キッチンカーズがいます。

老人ホームや養護施設に定期的に「くる食」をして、楽しんでもらっているキッチンカーズがいます。

大規模なイベントや食フェスでなくても、小さなイベントに求められて、食という楽しさを届けているキッチンカーズがいます。

ビジネス化したマルシェや祭りでなくても、小さなコミュニティで開催されるマルシェや手づくり市に、「手づくりの料理」で「美味しくできる量」を「くる食」してよろこんでもらっているキッチンカーズがいます。

 

「よろこんでもらえるところ」「楽しんでもらえるところ」「楽しみに待っていてくれる人たち」の元へ、「コチラから行ける」のがキッチンカーズの一つの可能性だと思います。

キッチンカーズの機動力をそのために活かしたい。

 

 

 

アイドゥくる食キッチンカーズは、同じような価値観をもったキッチンカーズのコミュニティーです。

実は、このコミュニティーのほとんど(ほぼ全員)がもう10年間つづいている、業界のありのままを分かち合う「キッチンカーズゼミ」の参加者です。

とくに開業をすすめているわけではないのですが、だいたい、そのうちの2〜3割の方達がキッチンカーズを始めて、その中で、ぼくらの価値観に共感した2〜3割が仲間として自然に残ってきました。

ぼくらは同業者を募ったことは一度もありません。

同じような価値観の仲間が自然に残った感じです。

 

現場では横並びの売り上げ競争はしません。

 

1台の時は1台で、3台のときは3台で、10台のときは10台で、、、

 

「みんなで全体を満たす」

 

ことが一番大切じゃないですか?

 

数字で勝つことは、実際に食べるお客さんたちに何の関係もない。

 

どちらかというと、みんな、自分の料理よりも仲間の料理をすすめます

みんなほんと、自分たちが食べたい料理だから。。。

 

みんな手づくり・みんな美味しい・みんな仲が好い。。。

 

業界の中にあって、アイドゥくる食キッチンカーズの大きな特徴です。

 

この感じは、現場の空気感にも出ると思う。

 

食をとおして、現場を楽しい空気にしたい。和んだ雰囲気にしたい。

 

そういう場と、くる食キッチンカーズは相性がいいと思います。